JSHRMでは、会員が自発的にテーマを設けて立ち上げ、会員同士の悩みを解決し自己研鑽に励む「自主研究会」活動を行なっています。「自主研究会おじゃMap」では、各自主研究会の活動内容や様子を紹介します。

■日 時:2018年10月25日
■会 場:マイナビ本社 マイナビルーム
■テーマ:最新アンケート調査に見る新入社員像と企業における新入社員育成システム
■講師兼ファシリテーター:土屋裕介氏

  • マイナビ教育研修事業部 開発部 部長
  • HR Trend Lab. 所長
  • 日本人材マネジメント協会 執行役員

■アジェンダ:

  • アンケートデータに見る2018年新入社員像
  • 新入社員育成の前提と基本
  • 我々研究会が新入社員の組織社会化に貢献できること

■自主研究会 ミーティング議事録

 若手人材育成研究会発足に伴うキックオフの意味合いもあった第一回の自主研究会は、「若手人材育成の事例研究を通して、今日における若手人材育成のあり方を探求する」という研究会の目的から、新入社員育成にフォーカスしたテーマを設定。

 本研究会の主宰であり、今回の研究会の講師を務めた土屋氏より参加者に投げかけられた最初の問いは、「あなたが認識している18年度(もしくは最近)の新入社員の傾向」。

 参加者同士で自己紹介を兼ねてこの問いに対しての意見交換が行われた。和やかな雰囲気でお互いの考えや体験談を交えてエピソードを情報交換。その後、マイナビ教育研修事業にて2018年4月入社の「新入社員」を対象に収集した意識調査アンケート(4月と7月に実施)の分析結果について土屋氏より解説。

 2018年度の新入社員像を表すキーワードは以下の3つ。

  • 高い自己評価(売り手市場の影響と分析)
  • ワークライフバランスを重視(プライベート優先傾向の加速)
  • 社会に出てから能力の不足を痛感する(特に主体性、計画性、実行力)
    能力不足を感じる背景として、企業の求める新入社員像が「自ら考えて行動できる」「自らの考えを発信できる」人材という傾向にあるためとのこと。
    自己評価が高いことやプライベート優先傾向は意見交換のなかでも出てきたキーワードだったが、その3か月後には能力不足を感じているという点は、参加者にとって新たな視点だった様子。

 上記を踏まえ、新入社員の傾向と昨今のビジネス環境の対比から、企業のニーズと新入社員の傾向のGAPが大きくなってきている問題提起があったのちに、「新入社員育成のゴールは何だと考えるか」という2つ目の問い。ディスカッションをしていく中で、実は多くの企業で、ゴールが曖昧なまま新入社員の育成をしていないかという疑問が参加者のなかで生まれてくる。土屋氏曰く、新入社員のゴールを検討するうえで必要な視点は、「成長した彼ら彼女らに何を求めるかを考えること」であり、企業が成長した新入社員に求めることは「長期にわたって企業に貢献すること」だとのこと。

 そのうえで、組織社会化の考え方や新入社員が組織社会化を果たすプロセスの説明、更にはマイナビとしてこれまでどのように新入社員の組織社会化を支援してきたかについて、マイナビ教育研修事業の新入社員研修や“ムビケーション”シリーズの開発背景とともに解説。

 本研究会、最後の問いは「我々自主研究会メンバーが、新入社員の組織社会化に貢献できることは何か」。この問いに対し、参加者個々人で向き合い、検討をしたうえで発表、共有。互いの発表に健闘を称えあいながら第一回の研究会は終了となった。


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