JSHRMでは、会員が自発的にテーマを設けて立ち上げ、会員同士の悩みを解決し自己研鑽に励む「自主研究会」活動を行なっています。「自主研究会おじゃMAP」では、各自主研究会の活動内容や様子を紹介します。
今回は「SHRMコンピテンシー研究会」です。
JSHRMの上位組織であり、世界最大のHRプロフェッショナル支援団体である人材マネジメント協会SHRMが、HRプロフェッショナルの行動特性を「SHRMコンピテンシー」としてまとめ、2015年より、HRの役割を理解し最適な行動を取ることができるHRプロフェッショナルとしての認定資格試験を開始しました。米国ではすでに10万人が認定を受け、グローバル企業の経営幹部になるには必携すべき資格となっているそうです。
そのSHRMコンピテンシーを学び、考え、HRプロ認定試験に備えるための研究会として発足したのが「SHRMコンピテンシー研究会」で、株式会社スマートビジョン代表取締役でJSHRM執行役員の石川洋さんが代表となり2015年10月より活動を開始し、現在会員は10名程度、原則月に1回開催しています。
第22回となる11月4日の研究会テーマは「HR in Global Context」。最初に、日本で初のHRプロ認定資格を持つ松下尚史さんが講師となり、グローバル戦略、本社機能の置き方など、本単元の中で重要なポイントをSHRMの教材から抜粋して解説。参加者の企業の状況や問題意識などを情報交換・意見交換しながら理解を深めました。次に代表の石川さんを講師に、認定試験でポイントとなる知識問題の演習を行い、基礎用語に関する設問を解くことで、知識の確認と定着をはかりました。最後に再度松下さんが講師となり、1ページ分のケースを読んだ後、「CHRO(Chief Human Resource Officer)がすべきことは何か」といった設問に答えるSituational judgement(状況判断)問題の演習を行ないました。
取材した日は3連休中日という日程にもかかわらず、初参加の方も含め5名の方が参加し、熱心に勉強をされていました。教材全てが英語であることが研究会参加のハードルになっているのではないかと懸念されていましたが、多くのHRプロにもまれて作成されたと思われるケースはとても実践的で、HRプロ認定を目指す方はもちろん、グローバルHRを担当される、または目指す方や、現地法人の人事担当になる可能性のある方が、英語でグローバルビジネスに必要な知識や、欧米企業と日本企業の人事に対する考え方の違いを学び、欧米企業経験者の現場の声や海外のケースに触れる絶好の場ではないかと思いました。1月からは新たな講師も加わるとのことで、今後の盛会が期待されます。
取材・文:土田 真樹子(Insights編集部員)
- Insights Vol.94 2018.1月号
- 編集部から “Editorial Scope”
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- 連載:伝統を紡ぐ人々-その魅力と果てしない挑戦【番外編】「伝統を守る人々と施設」
- 連載:自主研究会おじゃMAP-第5回:SHRMコンピテンシー研究会-
- 活動報告:HR Cafe’2017年9月 参加者からのレポート
- 活動報告:JSHRM2017年度上期新規入会者歓迎会
- 活動報告:2017コンファレンス
- NEWS LETTER 事務局から
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