第91回 人事制度研究会のご案内

日本人材マネジメント協会 人事制度研究会では、人事制度(等級制度、報酬制度、評価制度)の構築や運用、管理職評価スキルなどの人事評価制度領域をはじめ、キャリア、人材育成、組織マネジメントなど関連する領域もターゲットとしております。
メンバー発表によるケース演習、ゲストスピーカー講演、意見交換(相互コミュニケーション)等を通じてこうした領域についての知見を深めています。

第91回人事制度研究会は以下の日時にて行います。

  • 2023年6月29日(木)18:30~20:00
  • 会 場:Zoom(ズーム)を利用したリモート開催です。参加お申込み頂いたみなさまには別途当日のZoom(ズーム)アクセス先をご連絡致します。
  • 内 容:
    • 主催者・ファシリテーター:岡田英之氏(JSHRM執行役員・人事制度研究会主催)
    • テーマ:「人材投資のジレンマ」何がジレンマでどうすればよいのか?~外部労働市場と内部労働市場、内部公平性と外部公平性、組織開発の虚実~

私たちは、人事や組織マネジメントについて一定の暗黙の前提を置いていることが多いように思います。例えば、職場とは、特定の場所に人が集まって仕事をする場所であるという前提とか、折角苦労して入社した会社には、多少ブラックでも3年間は在籍することが望ましい(石の上にも3年)という前提とか・・。こうした前提は、時間が経つとルーティンとして定着し、暗黙知化します。いつしか誰も疑わなくなり、組織規範として定着します。規範化したルーティンは、なぜそうなのか?の理由が問われることはありません。
企業は、採用、能力開発、組織開発など多くの分野に投資を行います。しかし、その効果(リターン)には釈然としないものがあります。でも、誰も触れません。規範化したルーティンとしての人材投資は、当事者(人事担当者、管理職、受講者など)たちに疑問や不満、不安、モヤモヤを感じさせます。年間行事として慣例化された研修プログラムや新卒一括採用。Make(内製)かBuy(外部調達)か?選択型か一律型か?内部労働市場か外部労働市場か?・・・。こうしたジレンマが発生するメカニズムとは何なのでしょうか。
今回の人事制度研究会では、「人材投資のジレンマ」の正体に迫りつつ、これからの人材投資について意見交換をしたいと思います。

『人材投資のジレンマ』守島基博、初見康行、山尾佐智子、木内康裕 著

  • 進め方:参加を希望される方は、『人材投資のジレンマ』守島基博、初見康行、山尾佐智子、木内康裕  著をお読み(可能な範囲で)の上ご参加ください。
    1. 主催者である岡田英之より、意見交換のネタ提供として、書籍内容のポイントを20分程度で説明します。
    2. 参加者のみなさんにご準備頂いた(ご持参いただいた)考え方、意見や思いを順番にご紹介頂き、意見交換(ディスカッション)していきます。
  • 定 員:今回の研究会は意見交換(ディスカッション)による発散がメインとなります。当日参加の皆さまにできるだけお話頂く時間を確保するため最大20名とさせて頂きます。
  • 参加費用:無料

*参加希望の方は、6/28(水)までに下記より申込みお願い致します。備考欄には参加希望の日にちをご記入ください。(今回のご案内に参加希望の場合は「6/29」とご記入ください。

    【人事制度研究会 申込フォーム】

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