◆受講者の声:人材マネジメント基礎講座(第29期)

ユアサ商事株式会社、勤続1年(人事1年未満)、男性
講座を受講したことで得られたことは大きく2点ある。
1点目は、各回の講義から人事労務・人材マネジメントに関する基礎知識を全般的・体系的に学べたこと。普段の業務では、座学で学ぶ機会がないので、自らの業務や仕事の意味・目的を考えるとても貴重な機会をいただいた。
2点目は、同じような人事歴を持つ他社受講者との意見交換・ディスカッションを行えたこと。
自社の中だけに留まると、思考やスタンスが限定的になりがちである。
毎回の講義、または、その後の懇親会を含めて他社の方の考え方、他社の人事制度等を共有できたのは今後に生きると思う。
学んだ事を自らの知識とするべく、しっかりと復習をしたい。

マルハニチロ株式会社、勤続22年(人事1年未満)、男性
20年以上も会社勤めをすると、部門が変わったからと言って、仕事の様式が180度変わるものではない。アラフォー人事部員1年生にとっては尚更だ。
こういった受講生が、魅力に溢れた講師の下、入社間もない若手や40代後半の中堅・幹部社員と一緒になって討論し、人事業務を進めるにあたってのコツや肝といったものを学び取った。毎回新たな発見があったし、手応えを感じた。
人事は中庸であることの大切さを教わった。これは若い優秀な受講生より、スッーと飲み込むことができたのではと考える。
毎週水曜日の終業後、疲れた体に鞭打っての通学は簡単ではなかったが、一旦表参道に降り立つとモードは切り替わり、サードプレイスとして程よく機能した。
会社には高いお金を出してもらった手前、ご奉公をしないといけないが、これは気長に待ってもらうしかあるまい。こういったものは忘れたころにやってくるからこそ価値があるものだ。

石油化学業界、勤続25年(組織関連プロジェクト担当1年未満)、男性
体系的に人事の基礎を学びたく参加した。講義とグループディスカッションとがほぼ半分半分で、講師の方々からは実体験に基づいた人事の役割と理論的な基礎をうかがい、参加メンバーからは業界、会社は違えども似た悩みを共有していることがわかったり、自社では当たり前のことが多くの会社では、そうではなかったりと、貴重な学びの機会となった。とりわけ企業と従業員の利害には共通解がなく、どこまでも解の無い世界で最適な領域を求めていくのが人事の役割だという一説が自分の印象に残った。講義を通じて自分の興味がありそうな人事分野も新たに見つけることができた。

アステラス製薬株式会社、勤続6年(人事1年未満)、男性
人事業務の基礎について体系的に学ぶことができ大変勉強になった。
同時に同期とのネットワークも出来、各社が直面している様々な課題をディスカッションすることで、理解がさらに深まったと思う。

野村貿易株式会社、勤続4年(人事3年9か月)、女性
人事の基礎を学べる貴重な機会だった。人事と一言で言っても、仕事内容は多岐に渡り、当社も少ない人数ながらも分業になってしまっている。私は主に採用、育成に携わってきたが、給与や評価制度、福利厚生といった他分野は無知であり、「人事の仕事をしています」とは言い難い状況だった。しかし、基礎講座では実務経験豊富な講師の方々から事例も交えながら各分野を学ぶことができ、人事の全体像を把握できたことは非常に有意義だった。また、同期メンバーとも活発な意見交換ができ、業界を超えて繋がりが持てたことも大きな収穫だった。生きた学びを今後のキャリアに活かしたいと思う。